2014年6月20日金曜日

2章 バックパッカー ボブんち 2004年

台湾に到着。空港でボブと並んで歩く。
「How old are you?」と聞かれ、
「20 years old」となんとか、片言で応える。
これは、こっちも聞き返した方がいいのかな。と考え
「How old are you?」と聞き返すと、
「HAHAHA older than you.」と返された。
ボブは、この答えが気に入ったのか、陽気に笑っていた。
これが本場のアメリカンジョークか!!と自分も衝撃を受けた。

台北空港から出て、タクシーで台北へ。
タクシーの中で、ボブが聞いてきた。
「君は神を信じるかい?」
この質問には、戸惑った。考えたこともないし、自分は、仏教なのかなんなのか、
しかして、完全に無神教でもないような気がするし、日本語でもうまく答えれないのに、
英語では、さらに難しい。もごもごしていると。
「僕は、神は信じないよ。死んだら土に還るだけさ。」とさらりとボブが言う。

「どうして、あなたは、私に親切にしてくれるんですか?」と問うと、
「それは、君が日本人だからだよ。もし、アメリカ人だったら、こんなことはしないよ。」と返答。
(日本人って、信用されてるんやなあ。)

そうこうしているうちに、タクシーは、ボブのうちに到着した。

つづく。

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