2014年6月20日金曜日

2章 バックパッカー キムキム 2004年

数日して、キムキムとほうれん荘で会う。
「え、しおさん。なんでこんなところにいるんですか?」
「キムキム。よう着たなあ。」と、ベトナムど素人なのに、さも、ベテランのような感じで後輩に会う。
「キムキム。呑みに行こう!」っと近くの呑み屋に行く。

バドガールのようなセクシーな服を来たお姉さんがビールを注いでくれるお店に入った。
普通の呑み屋さんだけれど、ベトナムでは、なぜか、ビールはそういった人が売って、どうも、売った分だけ収入になるらしい。

ビールを注いでくれたお姉さんに。
「カモン」って言うと、
キムキムが変な目で自分を見ている。
(し、しおさんって、そういう人だったのか!?)
(ち、っちがうんだ、キムキム。)
「カモンっていうのは、ベトナム語でありがとうって言う意味で。」って説明。
(漢字で書くと「御(カム)恩(オン)」らしい。)

この一件で、キムキムは、カモンというベトナム語を覚えた。

つづく。

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