2014年6月20日金曜日

2章 バックパッカー 2004年8月 

ハノイに1週間、ダナンに3日間、ホーチミン市に1週間の旅を計画。
ちゃっかり、台湾経由でベトナムに行くことにした。

台湾では、蛍という安いホテルに泊まった。そこでは、日本語を話せる台湾人の名物おばあさんが居た。
靴は黒いのにしなさい。白いのは、汚れたら目立つ。
大学生なら、大学生を卒業した子と結婚しなさい。
食べる。寝る。いつもいっしょだから。同じ考えの人がいい。
など、ばあちゃんこだわりの人生観を諭してもらった。

そして、ハノイに到着。
暑い。飛行機のタラップを降りた時に思った。

台湾では、漢字だったので、なんとか意味がわかったけれど、ベトナムは、アルファベット表記で、意味が全くわからないので、急に不安になった。

空港から出ると、タクシーの運ちゃんにひっぱられ。よくわからんままに、白タクに乗せられる。
なぜか、途中で止まって。
「ティケット、ティケット!」と運ちゃんが叫ぶ。
「????」意味がわからない。
なんかよくわからないまま、やりとりしていると。
どうも「TICKET」と言っているらしい。
「ああ、チケットか。」とようやくわかり、どうも、空港を出るのに、チケットがいるらしく。
チケット代を払えという意味らしい。途中、もう降りる!と激怒したり、運ちゃんともめながら、
値段の相場がわからないまま。ぼったくられるに、ぼったくられ。ユースホテルにようやく到着。
「こえー。ベトナム、こえー。」

3日間は、ホテルの半径10m以上は動かなかった。
そして、運命の日。所持金7万円のうちの5万円をハノイ到着3日目に失うことになる。
つづく。

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