2010年8月23日月曜日

ピタゴー、ピタゴー(算数と建築の時間)

養鶏場を建設中なのですが、ちょっとよくばって、もう2.5m拡張することにしました。整地作業をして、直角を図ります。
(直角を取らないと平行四辺形の家になり、作業が面倒になります。)

地元の大工さんに直角の取り方を教えてもらいました。ピタゴー、ピタゴー!というので何のことかと思っていたのですが、どうも、ピタゴラスの定理で直角を取るようです。

ピタゴラスの定理とは、a2+b2=c2(2は2乗の意)となるときは、直角三角形となるという定理です。
(確か算数の時間に習った記憶があるようなないような・・・)
例えば、a が1mでbが1mなら、cが√2(1.41421356ひとよひとよみひとみごろ)で1.41mなら、直角です。一番簡単なのは、aが30cmで、bが40cmで図っておいて、cが50cmになるようにすれば、直角を取るとのことなのです。(目から鱗!)

いろいろと聞いてみると、大工さんだけでなく、結構、一般のベトナムの方もこのことを良く知っていて、自分で小屋を建てるときは、「ピタゴー」を使うそうです。

自分は、算数の時間に習って、そのまま忘れてたんですが、こっちの人は、生活の知恵として、沁みついているようで、感心しつつ、また、ひとつ勉強になりました。
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