2011年11月13日日曜日

食の安全と安定化計画

ホーチミン市に来て2週間が経ちました。少しづつ生活に慣れてきました。

 仕事については、野菜を販売しているお客さんとのやりとりや、ビナBOOさんの営業のために人と会うことが多く、今まで知らなかったことがたくさん知れて、決断して良かったとはっきりと思います。

 今日は、日曜日なので、ゆったりとしていたのですが、あることに気がつきました。
バンメトートとホーチミンで疲れの質が違うなあ・・・と。
バンメトートで農業をしていると、肉体的にはとても疲れます。しかし、その疲れは、心地よく、一晩眠ればスッキリとして、また、がんばって仕事ができます。

 しかし、ホーチミン市の疲れは、肉体的疲労はそうでもないのですが、人と人との関係で、気疲れしてしまいます。日曜日は、できるだけ、1人でコーヒーを飲みながら本でも読んで、気持ちをリラックスしたいという感じです。(今まで、バンメトートからガツガツとやってきて、日曜日にお騒がせしてしまった、Kさま。すみません。反省します。)
都会の人が、スパやエステなどのリラクゼーションを求めるという気持ちがわかりました。

 また、気疲れとは別に、体力も落ちてきています。それは、こっちに来てから、食事が不安定になっているからです。今、思えば、バンメトートでの食事は豊かだったんだなあって思います。

 職業柄、ベトナムの食の安全性に関する記事や情報が入ってくることが多く、そういうことを知ってから、野菜や肉を食べるのが怖くなってしまいました。ホーチミン市の空気も、のどが通らなくなる原因のひとつかもしれないです。養老孟司さんが、「知る」ってことは、自分が変わることだ。というようなことを言っていたのを思い出しました。「例えば、自分がガンに侵され余命いくばくもないということを知る。すると、それまで見ていた桜の木が、妙に感慨深いものに見えてくる。」ニュアンスは違うかもしれないですが、そういうことを言っていました。「知る。」ことで、自分の心が変化して、ホーチミン市の食べ物に不安になり、のどがが通らなくなる。なんてことが、自分の体に起こっているようです。と言って、日本料理とかラーメンとか、そういうものは、のどを通るのですから、ゲンキンなものです。

 しかし、そうそう、ホーチミン市で、日本料理なんか毎日食べていたら、自分の懐事情と相談すると由々しき事態です。なんとかせねば。できるだけ、自分が納得するようなおいしいもので、ローコストというと、これは、もう自炊が一番です。しかし、1人分の料理をするってのは、結構めんどくさいもんです。できれば、その時間を仕事や寝る時間にあてたい。ご飯を1人分炊くっていうのも、難しく、特にあしの早いベトナムですから、余ったご飯を捨てることはもったいない。また、できるだけ洗い物も増やしたくない。(自分が相当な怠け者ということが、書きながらわかってきました。)

 それで、とりあえず、事務所にオーブントースターがあるので、食パンを買ってきました。
冷蔵庫に入れておけば、一週間は持つと思うので、日曜日にまとめて一週間分を買えば大丈夫。そう思い、コープマートに行き、食パンと、ラムレーズン入り食パンと、マーガリン、チーズ、ケチャップを買ってきました。よし!これで炭水化物OK!

後は、肉と野菜をどうするか?多分、肉系は、どうしても、営業周りをしたときに、外食を余儀なくされるので、そのときに、とれば良し。問題は、野菜だ!れについては、バンメトートから、毎週月・金に野菜が送られてくるので、普通は、お客さんには、届けない、ハネ野菜の中から良さげなものを「塩川用」として、送ってもらおう。ついでに、パパイヤとか果物を送ってもらえればビタミンCもOK!

ビナBOOさんのところにある、賞味期限の切れた味噌(味噌は賞味期限が切れても大丈夫なハズ)を安く提供してもらい、野菜たっぷりの味噌汁をつくれば、栄養満点。

よし、これでいこう!!

あ・・・でも、パンと味噌汁って食い合わせ悪いなあ・・・

4 件のコメント:

「ハノイの賃貸くん」 さんのコメント...

shioさん、初めまして。
ハノイで不動産営業をしております、田口と申します。

こちらのブログはスケッチの広告からみて知ることとなりました。
大阪の貝塚市に家があり、そこに嫁と3人の子供を置いて単身赴任しております。

shioさんは兵庫県のご出身ですね。
同じ関西の方と知って、嬉しいです。

shioさんにお願いがあります。

実は、私は日本からハノイに赴任してくる方に賃貸住宅を斡旋するのが仕事ですが、よく聞く質問に、家のこと以外に

・お子様の学校のこと
・日本食材のこと

があります。
日本食材店ならたくさんあるのですが、

「子供がまだ小さいので農薬のなるべく掛かっていない野菜」

の入手方法とか、価格などをよく質問されるんです。
衣食住の「食」と「住」に関わることなので、赴任者にとっては死活問題です。

「基準値をはるかに超えた農薬が掛かっているよ」

ハノイに長い知人の方からもよく聞きます。
野菜摂取は絶対おろそかにできない部分です。

日本にいる時から、「中国野菜は絶対食べない」と決めている私でしたので、日本食レストランに行ってもサラダにある野菜を食べるに、とても複雑な気持ちでいつも食べています。

「少々お金は掛かっても、健康のためにはかまわない」

こう考える日本人の方はたくさんいるように思います。
そこでご質問なのですが、

安全な有機野菜を手に入れる手段を教えて欲しいのです。
この回答を待ってる私のお客様はたくさんおられると思います。

連絡先とか、そういう農家を束ねている代表の方の連絡先とかですね。
そんな情報をご教示いただくと助かります。

当社のホームページをご覧ください。

http://chintaikun-hanoi.com/archives/1562

例えば日本人学校のお問い合わせがたくさんくれば、
こんな形で直接学校に出向いて、お話をお聞きします。
そしてなるべく分かり易いように詳しく皆様にお知らせしています。

住宅だけをご紹介していれば良いのでは無く、生活関連全般を不安な気持ちで来越されている日本の方に安心してほしいという気持ちで、日々更新をしております。

わかる範囲で結構ですので、shioさんのお知恵を拝借できないでしょうか?

宜しくお願いいたします。

田口

Unknown さんのコメント...

田口様
コメントありがとうございます。
返答が遅れてしまい申し訳ありません。
安心・安全な食べ物を求める声を聞き、自分自身、もっとがんばらなければならないという想いを新たにしました。
ご質問頂いた
「安全な有機野菜を手に入れる手段を教えて欲しいのです。」
私の方では、ホーチミン市に関しては、多少はわかるのですが、ハノイ近郊のことにつきましては、申し訳ないのですが、あまり、情報がありません。また、ホーチミン市近郊でも、私の知っている限りでは、メコン川の方の有機農家のグループ、ダラットでオーガニックと言う農園を経営しているフランス系ベトナム人の農業博士がいる、みらい幼稚園、子供達のために、農園を借り、自分たちで野菜を作っている。と聞いております。
また、来月のスケッチに載せて頂くことが決まったのですが、「自然に優しい農家の集まり」というサークルを立ち上げることにしました。安心・安全な食について同じ想いを持った生産者のネットワークができればと思っております。まだまだ、情報が少ないのが現状で、大変申し訳ないのです。また、情報が入り次第、ご報告致します。
宜しくお願い致します。
塩川 実

「ハノイの賃貸くん」 さんのコメント...

shioさん

ご回答ありがとうございます。

そうですか、ホーチミンですからね・・・
言われていることはもっともだと思います。

しかし、生産者でつなげていくネットワークがハノイにも届いて欲しいと願います。

ハノイには、たくさんの需要があると思います。

是非、ハノイの日本からの赴任者様、特に奥様、お子様といったご家族様で帯同されてきている場合、食の安全は切実です。

全く無農薬という野菜はあり得ません。

多少は致し方なしだと思っていますが、前向きに取り組まれている農家のネットワークを、是非当社のホームページにてその活動をご紹介していきたいと考えています。

また遊びに来ます。
今後ともよろしくお願いします。

田口

Yamashita R. さんのコメント...

おいおい。。自炊は良しとして 男はまず
飯をガツガツ喰わなぁ〜

○○○でよかったら いつでも食べにおいでぇー
毎日でもええよー サインでOK